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医療コラム

「第29回単純性血管腫」2017年1月28日号の「リビング東京副都心 」に掲載されました。

子どもの顏に赤いあざがあります
「単純性血管腫」は保険適用のレーザーで治療できます

生まれたときから顏や胸元などにあるくっきりとした赤いあざ。単純性血管腫について、
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で中野皮膚科クリニック院長の松尾光馬先生に聞きました。

どういう病気でしょう か?
「生まれつきのあざには、いくつか種類があり、発生する部位によって名称が変わります。単純性血管腫は体のどの部位にも生じ、盛り上がらない赤い斑であることが特徴です。顔面、後頭部に発症する正中部母斑には2種類あり、眉間を中心に発症するサーモンパッチは2歳半くらいまでに自然に薄くなっていきます。後頭部に発症するウンナ母斑は、大人になっても残る率が高いのが特徴です。いずれも見た目が似ていますが、
それぞれ発症する部位で鑑別できます。まれに、てんかんなどを起こすスター ジ・ウェーバー症候群など、深部に病気が隠れているケースもありますが、これは頭部と目の検査などで分かります」

治療方法は?
「正中部母斑は、ウン ナ母斑であっても髪に隠れるため、特に治療は必 要ありません。単純性血管腫の場合は色素レーザーが保険適用です。3カ月ごとに5〜10回くらいの
照射治療を行います。顏などの部位は消えやすく、手足など末端は時間がかかる傾向に
あります。顏などの目立つところにあざがあることで、いじめやからかいの対象になると気になる場合は、就学期前に治療しましょう。まずは早めに皮膚科を受診してください」

20170128_PDF

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