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医療コラム

「第62回 ボーエン病」2019年10月25日付「リビング東京副都心 」に掲載されました

ずっと治らない湿疹が背中にあります
ボーエン病の疑いがあります


赤茶色のだ円形で、湿 疹などに似た症状を持つ ボーエン病について、日 本皮膚科学会認定皮膚科 専門医、中野皮膚科クリ ニック院長の松尾光馬先 生に聞きました。

 

―どんな病気ですか?


「ボーエン病は皮膚の浅いところにできる皮膚がんの一種です。 60 歳以上に多く、おなかや背中などの体幹部や手足、陰部などに発症します。痛みやかゆみもなく、見た
目は湿疹や日光角化症などに似て、赤茶色で少し盛り上がっています。表面はカサブタが付着したりしていて、5~ 10 ㎝程度まで徐々に大きくなります。表皮内ガンなのでそこに留まっていれば転移しませんが、3~ 10 % の割合で真皮層まで浸食して有棘(ゆうきょく)細胞がんになる可能性があります。そうなると遠隔転移の可能性も」

 

―原因は何ですか?


「紫外線の影響が指摘されていますが、はっきりした因果関係は分かっていません。多発する場合は井戸水を飲む習慣から起こるヒ素中毒、陰部などにできた場合はヒト パピローマウイルス感染が原因とされています」

 

―治療法は?


「まずボーエン病の可能性を考えた場合、生検をして診断します。鑑別がついたら病変から5㎜ 程度離して切除します。 ボーエン病であれば転移をしないので、腫瘍を残さず切り取れば問題ありません。
  痛みやかゆみの症状がなく、見た目は湿疹などに似ているため、市販の薬をつけて対処されていることも多くみられますが、治りにくく症状が続く場合は、ボーエン病の可能性も考えて皮膚科を受診してみましょう」

 

1025中野皮膚科クリニック

 

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